家族が占い詐欺の被害に遭ったら

占いサイトはインターネット上で申し込むものなので、若い人が利用するものと思われますが、実は65歳から74歳までの高齢者の利用が多くなっています。高齢者のご家族にこのような兆候があったら、悪質占いサイトに洗脳されている可能性があります。

引用元:消費者庁

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兆候1

携帯電話などに興味がなかったのにある日突然携帯を見続けるようになり、急に自分の部屋に閉じこもり、家族との会話が減った。

兆候2

料理好きだった母が、あまり料理をしなくなり、化粧もせず、自分の身なりも気にしなくなった。

兆候3

もうすぐ大金に入るので急にお金を貸してほしいと言い出した。

家族が被害に遭ったことに気がついたら

なぜ、このような兆候がみられると、悪質占いサイトに洗脳されている可能性があるのでしょうか。

誰も騙されようとして騙されるわけではありません。悪質な占い業者は、ご高齢者の方が共通にもっている「お金」「健康」「孤独」という3つの大きな不安を巧みに利用し、インターネットに不慣れであるご高齢者の弱みにつけこみ、お金を巻き上げています。

確かに被害に遭ったご高齢者様にも過失はありますが、全ての責任をご高齢者である被害者に向けるのは、酷ではないでしょうか。ご高齢者様の被害に遭った方は、自身が被害に遭ったことをご家族の方に伝えたがりません。もし、ご家族の方からそのような被害を伝えらえたら、温かく話しを聞いてあげてください。勇気をもって伝えたのだと思います。

また、前期の兆候がみられたら、ご家族の方が「どうしたの」「なにかあったの」のと、お声がけしてください。

弊所では被害に遭った本人でなく、ご家族の方からのご相談も受け付けています。

※家族が被害に遭ったことに気がついたら、是非、お気軽ご相談ください。

弁護士法人紫方里は、占いサイト返金のパイオニアです。